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切る・削る・穴をあける
カッター |
主に 頭を作るときに使用 |
よく切れる新しい刃を使う |
ハサミ |
布を切れるもの |
目打ち |
できれば先端より根元が太いもの |
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測る・磨く
物差し |
メモリの精度は不要 |
カッターによる直線切りにも使用 |
紙やすり |
頭の土台表面を磨く時に |
目は細かいものを |
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伸ばす・塗る
のし棒 |
紙粘土を延ばす |
ラップの芯で代用できる |
ヘラ |
白ボンドを塗り拡げるときに使用 |
シリコーン製が使いやすいが、厚紙を適当に切ったものでも代用できる |
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紙コップ |
コケシ型人形のボディーに使う |
人形の大きさによって6サイズを使うが、基準となるのは一番普通の205ml入り |
上段左から500ml/400ml/275ml |
下段左から205ml/140ml/90ml |
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発泡スチロール |
頭の芯として使う |
最大で5cm角のブロック |
紙粘土 |
頭の外回りに使う |
百均などで入手できる軽いものを |
丸棒 |
頭の首部分に使う 割り箸でも可 |
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木工用ボンド |
普通の白いボンドならなんでも可 |
ボンド |
プラスティック素材の接着に |
できれば透明の方がいい |
工作用紙 |
コケシ型人形のパーツの芯に使用 |
爪楊枝 |
頭のパーツをとりつける |
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布
基本的に古着を活用する
できれば木工用ボンドで作業しやすい木綿系で |
ジャージー |
人間の皮膚用 下着を染めても可 |
フリース生地 |
指人形の裏地 |
タオル生地 |
動物の体 |
フェルト |
チョッキ 口など |
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目玉素材 |
劇団では黒目が標準…左から |
動く目釦⇒動物に使うことが多い |
指人形の裏地 |
動ネジ付釦⇒取り付けが簡単だがやや高価 |
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毛髪素材 |
毛糸は綿素材が使いやすい |
ボア・糸なども使える |
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楽屋にいる劇団員はコケシ型(コッピー)、指人形【チョッキー)、棒使い(ロッキー)、マリオネット(マッキー)など、どのタイプも頭の作りは基本的に同じです…
pdfの型紙はこちら(資料室)にありますよ 上演台本も同じ資料室にpdfファイル化 |
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●「おおきなかぶ」セット⇒奥の家に全ての役者、道具が入るサイズになっています
●役者と大道具ができるまでをご覧ください…
●まずは右はじの孫娘を作ります。オンサンタの劇団員の頭は基本的に同じつくりです。
ではどうぞ…
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まごむすめをつくる |
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頭の芯材 |
スチロールブロック厚さ5cmぐらい |
頭の芯の補強材 |
軽い紙粘土(60ccぐらい) |
胴体ベース |
紙コップ(205ml ) |
手と耳の厚紙 |
工作用紙程度の厚紙 |
ワンピース生地 |
サイズは型紙参照 |
顔の生地 |
10cm×20㎝ぐらいのジャージー |
胴串(芯棒) |
10㎜丸棒(10㎜)割り箸でも可 |
目玉 |
ウッドビーズ(8㎜) |
毛髪 |
極細毛糸25㎝150本程度 |
口の生地 |
フェルト 他の生地でも可 |
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ステップ 1 頭をつくる |
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頭の芯をつくる(写真左から3段階)
① ブロックに紙コップの底で線を引く |
② 線に沿って円柱に切り取る |
③ 円柱の上部を一回り面取りする |
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頭の芯に胴串をとりつける
① 円の中央に目打ちで穴をあける |
② 丸棒の3cmぐらいに白ボンドをつける |
③ ねじりながら丸棒を差し込む |
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紙粘土の成形
左▶ 元のサイズ(3cm×4cm×5cm) |
中▶ これを 5cm×15cmの帯状に成形する |
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紙粘土の接着
① 土台にボンドを薄く帯状の紙粘土をグルリと巻きつけていく |
② 紙粘土は顔の下のラインに合わせて張る |
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紙粘土の接着 続き
左▶ 巻きつけたところ 上に粘土が余っている |
中▶ 余りをてっぺんに寄せてしぼる
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右▶ 余った部分をとり、まんじゅうのように成形する |
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パーツをつくる
左▶ 直径1cm前後の玉をつくる ⇒これが鼻のもと |
右▶ 玉の半分に短い爪楊枝を刺して接着
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パーツをつける準備
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目にくぼみをつくる
柔らかいうちに目の位置に丸棒などでくぼみをつけておく |
顔の生地を張る前のほうが楽 |
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鼻の接着
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口の切り込みをいれる
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髪の毛を埋め込む穴をつくる
頭のてっぺんに直径と深さ2㎝くらいの穴を開けておく |
顔のジャージーを張る前の方が楽だから
ここで開けておく… |
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顔を張る①
頭全体に薄く木工ボンドをぬる |
左右方向に伸びる方向で生地を一周させる |
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顔を張る②
後頭部で生地をまとめるように引っ張る |
できるだけ顔の部分にしわが寄らないように |
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顔を張る③
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顔を張る④
モヒカン刈りのような状態に余った生地をまとめる |
根元から生地を切り取る |
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顔を張る⑤
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髪の毛をつける①
頭頂の穴に白ボンドをつけ… |
まとめた毛髪(毛糸)を埋める |
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髪の毛をつける②
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髪の毛をつける③
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髪の毛をつける④
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目玉をつける①
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目玉をつける②
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髪形を整える
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口をつける
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頭が完成
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ステップ 2 ボディをつくる |
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使う材料
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胴体 ①
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胴体 ②
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胴体 ③
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胴体 ④
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胴体 ⑤
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手の本体
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袖 ①
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袖 ②
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胴体と袖の接着 ①
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胴体と袖の接着 ②
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頭部の接着
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完成
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おおきなかぶのキャスト
後列左からおじいさん おばあさん まごむすめ
前列左から いぬ ねこ
他の役者たちも動物と人間の違いはあっても作り方は同じです…
各パーツについてくわしく知りたいときは…
頭をつくる⇒こちら 準備中
ボディをつくる⇒こちら 準備中 |
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★大道具は大体の様子をかけあしでごらんください… くわしくは大道具をつくる⇒こちら 準備中 |
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●大道具は段ボールに布を張ってつくります
リサイクルの段ボールと言えばまずみかん箱…
折り目をできるだけ生かして、効率的に利用しました
●みかん箱の展開図はこちらに(資料室ー型紙) |
家をつくる |
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●家の本体は布を張る前に窓に切り込みを入れ、 ドアは切り取っておきます |
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●家の内側に補強の布を張ります。見えない部分なのでありあわせの布でOK…でも綿がお勧めです |
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●この段階で窓はもう一度切り込みを入れておくとあとの作業が楽です… |
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●ドア部分は1cmほど布を残して切りぬき… |
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●折り返してボンドで止めておきます |
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●窓の反対側の面を縁から2センチぐらい残してコの字に切っておきます…
●ここは完成してから人形の出し入れ、操作に必要な工作です |
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●表側の布は左の写真のようにノリ代をつけて張ります |
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●屋根の材料
●下から内張りの布、本体の段ボール、表の布… |
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●布張りが終わるとこんな感じに… |
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●家本体を組み、屋根を乗せて接着します |
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●切り取ったドアは5ミリくらい縁を切り取って布を張ります…(そのまま布を張ると厚みで閉まらなくなる) |
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●窓枠、屋根瓦を張り、ドアをとりつけて完成! |
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畑をつくる |
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●型紙から切りぬいた段ボール4枚を接着… |
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●L字型になるようにもう一枚の段ボールを接着… |
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●乾いたところで畑色?の布を張る…ここでは茶色のコール天を使用 |
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●かぶを差し込む部分を特にしっかり接着しておく |
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かぶをつくる |
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●左は完成品
●三枚の緑色の葉っぱの両面には黄緑の葉脈のデザイン…
W型の針金(2ミリ径 のアルミ線)は三枚の葉っぱの芯になる
●かぶの布はネルを使用 |
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●針金を黄緑の葉脈で上から接着するイメージ |
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●かぶの布は1枚は段ボールサイズに、もう一枚は2㎝くらい大きめにして縁を巻いて張りこむと良い |
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●かぶが完成…針金の出っ張りが気になるのなら段ボールを切り開くか2枚重ねにして間に入れることも可能 |
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●かぶと畑を組み合わせたところ…なにもない畑を90度動かすとかぶが現れ、最後に抜き取る芝居となる |
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コンテナをつくる
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☆缶ビール2ダース入りの箱を使って(コンテナ)多目的収納箱 を作ります…
サイズがそろうのでいろいろ便利に使える劇団の基本アイテムです |
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さあはじめましょう…用意するものは
材料: 木工用ボンド(ここでは750g入りを使用)
缶ビールの箱(350ml入り)
布(木綿が張りやすい)サイズ⇒60×82㎝
道具: ボンドを塗るヘラ
ハサミ
★ビール箱は上部のふたを開けた状態で底は開かない |
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① ボンドを付ける
・広い面から始めましょう…
・ふたの部分まで含めて3本ぐらいボトルから出します
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② ボンドを塗り拡げる
・全体にボンドを伸ばしていきます
・つけすぎよりは薄めの方がきれいに張れます
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③ 布をのせて張っていく
・最初が肝心…写真左下から左上までの部分に
布の左端をそろえて張っていきます…
・手のひらで空気を抜きながら押さえて…
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④ 次の狭い面にボンドをのせる
・この面は1本のせるだけで塗り伸ばしましょう
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⑤ 布を張っていく
・これで二面が張れました…
・同じように次の広い面も張ります
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⑥ 最後の狭い面を仕上げる
・写真はボンドを塗り拡げたところ…
・これで張り合わせ、余った生地は角で
切ってしまいましょう…
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⑦ 底の部分を張る その1
・10cm程度生地が余っています
・底全体にボンドを塗ります
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⑧ 底の部分を 張る その2
・写真のようにまず上から張っていきます
・この時左右に三角形の二重の部分ができます
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⑨ 底の部分を張る その3
・次に下半分も同じように張ってから…
・左右に残った三角部分を張り合わせます
・通称<キャラメル包>…
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⑩ ふたの部分の始末
・ハサミでふたの部分の四隅に切り込みをいれます
・これで完成…
★コンテナは人形を入れたり、テーブルで袖幕がわりに使ったり、背景を張り付けたり…と便利に使えます
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